――小さな名前に、宿った世界の縮図
<C-4>
今回は少し、真面目な話をしたい。
リトルガーデン編。ゆっくり読んだことありますか?
正直、ONE PIECEの中では「通過点」みたいに扱われがちな島。
でも私には、この島がどうしても引っかかって仕方がない。
リトルガーデンは「古代の文明が取り残された島」として描かれています。
ナミが言った通り、時間が止まっている島。
そこに生きているのが——恐竜。
私の推測では…
この世界にはかつて広大な大地があって、そこに恐竜たちが自由に生きていた時代があった。
そんなこの島は、縮図というよりーー標本に近い。
そしてその恐竜を狩る存在として登場するのが、巨人族のドリーとブロギー。
ここが面白い。
私がずっと考えてきた「三大生態圏の三すくみ」
——大地族(恐竜)、巨人族、海王族という構図がある。
リトルガーデンに来た瞬間、そのうち二種族がいきなり揃う。
しかも、狩る側と狩られる側として。
支配でも共存でもなく、狩猟という形で対峙している。
そして物語の締めに——海王類が登場する。
メリー号ごと飲み込まれそうになるあのシーン。
ドリーとブロギーが「覇国」で海王類をぶった切る。
……ちょっと待って。
大地族(恐竜)、巨人族、海王族。
三すくみ、全部揃ってる!
こんな事ある?! と正直、読み返して驚いた。
しかもそこでルフィがドリーに放つ……ゴムゴムのロケット炸裂!!
恐竜がいて、巨人族がいて、海王類がいて、「ロケット」が、ちゃんと顔を出している。
私の推測の主要キーワードが絡み合う場所。
まさに「リトルガーデン」。
ネーミングも、妙にハマると思いませんか?
小さな庭——でもそこには、この世界の起源に繋がるピースが、ぎゅっと詰まっている。
古代の生態系がそのまま残り、三すくみの全種族が一堂に会し、そこにロケットまで降ってくる。
こんなにも推測のピースが一箇所に集まっている場所は、作中でもそうそうない。
…ひょっとして作者は、ここに全部、散りばめてくれたんじゃないかな~~
…なんて、思ってしまうのです。
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