イム=かぐや姫説?! 

散りばめられた断片

デカ麦わら帽子の正体に震えた話

<C-6>

ある夜、ふと気づいてしまった。


作者は、ONE PIECEに日本昔ばなしをずっと仕込んでいる。

鬼ヶ島はそのまま桃太郎の舞台だし、

魚人島編ではタイやヒラメが舞い踊り
浦島太郎の玉手箱が登場した。

キンタローはもうキンタローだし、
ドラム王国は花咲かじいさんだ。


これだけ仕込んでおいて——竹取物語はないの?

いや、あるはずだ。絶対に。


竹取物語といえば、月から地上に降りてきた存在。
美しく、謎めいていて、誰も本当の正体を知らない。
帝でさえ、その手が届かなかった。
そしてかぐや姫には最初から、月に還ることが決まっていた。


…月に還る。

……イムでしょ、これ。


月の民がかつてこの星に降りてきたとして
——その中に、最初から「月へ還る約束」を持っていた
存在がいたとしたら。それがイムだとしたら。


そしてその約束の相手が、ジョイボーイだったとしたら。

「いつか、あなたが私を月へ還してくれる」

800年前、そんな言葉が交わされていたんじゃないかと思うと、止まれなくなった。


ジョイボーイは、約束を果たせなかった。

だから彼は未来に託した。いつか現れる「夢をつなぐ者」に、
……この約束を継いでくれと。


そして聖地マリージョアの奥深く、薄暗い部屋に
——冷凍保存されたかのような巨大な麦わら帽子が、
ひっそりと置かれていた。

イムは、それを無言で見つめていた。


かぐや姫が月へ帰る前に、愛した人への形見を残すに

——あの帽子は、ジョイボーイとの約束の証なんじゃないか?

「必ず戻って来る」という誓いの、欠片(ピース)。


だからイムは、800年間あの帽子を手放せない。


その帽子は、ゴール・D・ロジャーがかぶっていた。

ロジャーからシャンクスへ。

シャンクスから……幼いルフィへ。

誰も「約束」の中身を知らないまま、想いだけがつながれてきた。


そしてルフィは今、その帽子をかぶっている。

「つながれた夢」とも知らないまま。


…やばくない?!

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はじめまして。Dokurockです。当サイトをご覧いただきありがとうございます。私はエンジニアとしての論理思考をベースに、物語を「構造」として読み解くことをテーマに活動しています。本サイトでは、主に『ONE PIECE』を中心に、物語の伏線…

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