三すくみ、探すと止まらない
<C-1>
ONE PIECEの世界、探してみると——
三すくみのシステムが、いろいろな場面で見つかる。
義兄弟のサボ、エース、ルフィをはじめ、
シャボンディで並び立った
ルフィ、ロー、キッド。
ロジャー海賊団の中核も、
ロジャー、レイリー、ギャバン。
…金、銀、銅。
シャンクスの目の傷も…。
ケルベロス…。
黒ひげの海賊旗は三つのドクロ。
腰のピストルも三丁。
九蛇の三姉妹に、
魚人島の三皇子。
海軍の三大将。
そして、天 竜 人。
気にし始めると、止まらない。
「あ、ここも三人だ」
「あれ、これも三つだ」
探せば探すほど出てくる。
もちろん、三という数字は物語にとって扱いやすい。
二では対立になる。
四では広がりすぎる。
三はバランスがいい。
だから使われる。
…それはわかる。
でも、ここまで繰り返されると
単なる演出以上に見えてこないだろうか。
勢力。
人物関係。
象徴。
三すくみが、
自然に、当たり前のように配置されている。
偶然か。
それとも——
……伏線は、偶然ではない。
今後は少し、
この“メガネ”で見ていこう。
探せば、まだまだ出てくる。
出てこない方が難しいくらいに……。
―参考資料―
本考察は原作単行本を基に構築しています。
再読・検証用はこちら。