ゴムゴムのロケット、ちょっと気にならない?
<C-2>
ゴムゴムの技を並べてみる。
ピストル。
ガトリング。
バズーカ。
スタンプ。
だいたい全部、殴る。
伸ばして叩く。
とにかくぶっ飛ばす。
ゴムらしくて、実にシンプル。
……なんだけど。
第8話で出てくる技。
ゴムゴムのロケット。
これだけ、ちょっと違う。
攻撃じゃない。
飛ぶだけ。
ただ上に、ビヨーンと。
移動技なら、
ジャンプでもよくない?
スプリングとかでもよくない?
でも“ロケット”。
ロケットって、あれだよね。
空の上、さらにその先へ行くやつ。
海賊の物語なのに、
やたら“上”を向いてない?
そういえば第1話。
妙にカモメ、飛んでなかった?
海の物語のはずなのに、
視線がちょいちょい空に行く。
……気のせいかもしれないけど。
しかもロケット、けっこう早い段階で出てくる。
物語がまだ海の入口にいる頃に。
初期技って、
なんとなく“そのキャラらしさ”が出る場所。
殴る主人公の中に、
なぜか混ざる“飛ぶ”技。
ロケット。
ちょっとだけ、浮いてる。
もちろん、
語感がいいだけかもしれない。
少年漫画っぽいだけかもしれない。
ロケットは、ただの移動技?
それとも。
最初から、どこか“上”を向いていた?
まぁ……考えすぎかもしれないけど。
でも気にし始めると、止まらない。
―参考資料―
本考察は原作単行本を基に構築しています。
再読・検証用はこちら。